2020年度からe-taxを使ったネットからの確定申告を行うと節税になるのはご存知でしょうか?
今回はe-Taxで確定申告をすると節税になる理由と必要なものについて説明していきます。
e-Taxで節税になるとは?
2020年分の確定申告から控除額が次のように変更されます。
- 基礎控除が10万円増えて48万円
- 青色申告特別控除が10万円減って55万円
- ただし、e-Taxで確定申告すれば青色申告特別控除は65万円のまま
つまり、e-Taxで確定申告すれば控除額が10万円増えるわけです!

(出典:国税庁『令和2年分の所得税確定申告から青色申告特別控除額 基礎控除額が変わります』)
e-Taxを利用するために必要なものは?
控除額が増えるならe-Taxを使ってみようと思うでしょうが、「マイナンバーカード」と「ICカードリーダー」が必要です。
e-Taxで申告手続を行うためには、ICカードリーダーでマイナンバーカードの電子証明書を読み取らなければならないのです。
補足
「ID・パスワード方式」という方法もありますが、「マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応」と言われています。マイナンバーカードを作っておいた方が無難でしょう。
マイナンバーカードの作り方
ネットからの申請と役所での申請の2通りあります。ネットからはマイナンバーカード総合サイトで申請できます。
注意ポイント
以下の画像の交付申請書がなければ役所の窓口に行くしかありません。
ICカードリーダー
WindowsのPCとAndroidのスマホをお持ちの方は、スマホがICカードリーダーの代わりになるかもしれません。マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧で自分のスマホが対応しているか確認してみましょう。
電子証明書の読取り可能なスマートフォン(Android)に関するご質問
WindowsのPC+Androidの組み合わせのみ。Mac、iPhoneは非対応
スマホが対応機種ではない、またはMacを使用している方はICカードリーダーを購入するしかありません。
おすすめはNTTコミュニケーションズのACR1251CL-NTTComです。
私も使っていて、MacBook Proでも問題なく確定申告できたので、動作確認済みです!Windows・Mac両方対応。