単価について企業側と話す機会があり「単価を左右する要素って、やっぱこれだよねー」って思うことがあったので記事にします。
改めて書くほど新しいものでは無いし結構当たり前のことです。でも当たり前のことって日々の仕事でも忘れがちだったりするので記事にしておこうかなと。
自己紹介
独学でプログラミングを学び、ソシャゲ・SaaS開発などを経て、2018年からフリーランスエンジニアとして活動しています。
主にバックエンド中心の案件を獲っていますが、たまにはフロントエンドも。
主な使用言語・FWは、Ruby/Rails/Go言語/JavaScript/TypeScript/React/Vue.js
目次
【前提】契約中案件の単価について書いています
新規で案件取るときの単価ではなく現在契約中の案件で単価交渉するときに影響のある要素について書いています。
共通する要素はあると思いますが、新規の場合だと如何に今までの実績・経歴をうまく伝えられるかが大きな要素になるでしょう。
フリーランスエンジニアの単価を左右する要素
単価を左右する要素
- 責任感
- 自走力
- 提案力
- 決断力・判断力
1. 責任感
まあ責任感ない人は単価上がらないですよね。
そりゃ任された仕事を責任感もってやり遂げれる人の方が評価は高くなるし、単価も上がります。
2. 自走力
いろんな意味がありそうな言葉ですが、ここでは「自ら仕事を取り、それを前に推し進めていく力」のことを「自走力」とします。
補足しておくと、何でもかんでも自分でやる必要はなく、困ったことがあれば周りの人に適切に助けを求めたり、巻き込んだりする行動力も「自走力」に含まれるかなーと私は思います。
自分から仕事を探して、取って、それを前に進めて完了までもっていってくれる人の方がいたら助かりますよね。こういった人は、企業・チームには欠かせない存在になるので、単価も上がりやすいです。
「あの人がやってくれるなら安心」、「あの人ならほっといても何かやってくれる」って信頼してもらえたら最高ですね。
逆に自分から何も動かない常に待ちの姿勢の人だと、管理コストもかかって大変なので単価は上がりにくい。
3. 提案力
提案する人って限られた人ばかりになりがちですよね!?問題提起や解決策などを提案してくれる人ってのは貴重な存在ってことです。
ってことは単価も上がりやすくなります。
仕様、日々の業務フロー、コードやアーキテクチャなんでも良いので、気づいたことがあればどんどん提案していくのを意識したいですね。
(提案するために、色々調べたり考えたりする必要が出てくるのでスキルアップにも繋がりそうですしね。)

4. 決断力・判断力
どうったアーキテクチャにするのか、インフラ構成どうするのか、業務フローどうするのかなどなど広い視点で物事を捉えて決断・判断できる力がある人は重宝されるし、単価もあがる。
(障害発生時の対応の判断・決断もこれに含まれるかも)
決断・判断するためには、スキルや経験も必要ですし、あらゆる事象を整理して考える力も必要になってきます。
歳を取ってもフリーランスで高単価をもらっている人はたいてい決断力・判断力がある。(私が見てきた中では)
【まとめ】フリーランスエンジニアの単価を左右する要素
単価を左右する要素
アプリケーション開発をする上での
- 責任感
- 自走力
- 提案力
- 決断力・判断力
私は3,4を頑張らなきゃねって段階ですかね。
1,2は意識一つでかなり変わると思います。それだけでも単価は変わってくるんじゃないかなと。
【おまけ】そんな頑張りたくないよーって思った方
Twitterで「誰でもフリーランスエンジニアになったら月収〇〇万円!」みたいなの楽勝感のあるツイートもあったりするので、頑張らないパターンについても書いときます。
実はフリーランスエンジニアっていくらでも楽できる仕事でして...。
近年はエンジニア不足でどの企業もエンジニアが足りていません。案件も豊富にあって、基本的なスキルがあるエンジニアであればエージェント使えば仕事はすぐに見つかります。
こういった人手不足の影響もあってか、「極端にスキルと単価があっていない」、「人としてヤバい」、「業績がめちゃくちゃ悪い」みたいなことが無ければ、契約を切られることも稀です。(仮に切られてもすぐに案件は見つかりますし)
「常に待ちの姿勢で頼まれたタスクだけをこなしてそれ以外は知らんぷり」、「簡単なタスクばかりとってダラダラやる」って自走力のかけらもない感じでもなんとかなります。
もちろん、こんな感じだと即契約終了っとなる現場もあると思いますが、なんとかなる場合が多いのが現状。(新しくフリーランス連れてきて会社やプロダクトに慣れてもらうにも時間がかかりますしね....)
その分、高単価は狙えませんが、そこそこもらいながら楽できるコスパの良い働き方はできるでしょう。
個人的には、フリーランス(業務委託)ならクライアントの役に立ってなんぼでしょって思いますし、そんな働き方がいつまで通用するのかわかりませんので、おすすめしません...。