フリーランスエンジニアはあまり経費にできるものが少ないので、税金が高くなりがちです。
利益率が高いのは良いことですが、少しでも税金を少なくしたいものです....。
そこで今回はフリーランスエンジニアが経費にできるものをまとめてみました。
目次
- フリーランスエンジニアが経費にできるもの15項目
- 家賃(勘定科目: 地代家賃)
- 水道光熱費(勘定科目: 水道光熱費)
- インターネット・プロバイダー料金(勘定科目: 通信費)
- スマホ代(勘定科目: 通信費)
- パソコン代(勘定科目: 減価償却費)
- パソコン周辺機器(勘定科目: 消耗品費)
- ソフトウェア(勘定科目: 消耗品費)
- クラウドサービス利用料(勘定科目: 支払手数料・通信費・消耗品費)
- サーバー代、ドメイン代(勘定科目: 通信費)
- 書籍代(勘定科目: 新聞図書費)
- 飲食代(勘定科目: 会議費・接待交際費)
- 交通費(勘定科目: 旅費交通費)
- コワーキングスペース・カフェ代(勘定科目: 地代家賃・雑費)
- 広告宣伝費(勘定科目: 広告宣伝費)
- その他細々したもの(勘定科目: 消耗品費・雑費)
フリーランスエンジニアが経費にできるもの15項目
家賃(勘定科目: 地代家賃)
自宅で仕事をする場合は家賃の一部を経費にできます。
ただ全額は無理です。個人としての生活のためにも使用しているので、家事按分(事業として何割使用しているか)する必要があります。
時間または面積で割合を出す方法がよく使われます。
- 仕事で使用している時間の割合
- 仕事で使用している面積の割合
家賃10万円で仕事で3割使用しているなら月3万円を経費にできる
その他、自宅の引越し時にかかる費用も経費にできます。
参考【フリーランスの引越】住所変更手続きと経費にできるものまとめ
水道光熱費(勘定科目: 水道光熱費)
ガス・水道は業務に必要ないので厳しい気もします。
お客さんを自宅に招いて打ち合わせをするとかであれば、お茶を出すためにガス・水道を使うので経費に出来ると思いますが....
電気代のみを経費にしている人が大半かな?。
私も電気代しか経費に入れてません。
インターネット・プロバイダー料金(勘定科目: 通信費)
フリーランスエンジニアにとってネット環境は必須なのでもちろん経費にできます。
スマホ代(勘定科目: 通信費)
スマホを業務に使うこともあるので経費にできます。
出先でSlackやChatWorkで契約企業の方とやりとりしたり、電話したり、案件探しに使ったり。
パソコン代(勘定科目: 減価償却費)
パソコンは必須ですね!
青色申告であれば30万円以下のものは、少額減価償却資産を適用して購入年に全額を必要経費とすることができます(上限年300万円)。
もし10万円以下であれば消耗品として計上できます。
パソコン周辺機器(勘定科目: 消耗品費)
キーボード、イヤフォン、マウス、プリンターなど。高くても数万程度だと思うので消耗品費として計上できます。
※ 10万円超えるようなものなら減価償却費
ソフトウェア(勘定科目: 消耗品費)
セキュリティーソフト、有料IDEエディターなど。
私はセキュリティーソフトとパスワード管理ソフトを経費で購入してます。(色んな会社で使うツールのパスワードを管理するのが辛くて)
これも10万円を超えてくると仕訳のやり方が変わってきますが、まあエンジニアが使う範囲であれば気にしなくて良いでしょう。
クラウドサービス利用料(勘定科目: 支払手数料・通信費・消耗品費)
会計サービス(freee、マネーフォワードなど)などのクラウド型のサービス利用料金。
勘定科目に出来るものは色々ありますが、どれに入れるか決めて統一することが大事。
私は通信費にして摘要にサービス名を書いています。
サーバー代、ドメイン代(勘定科目: 通信費)
学習用にサーバーを契約していたり、個人サービスのためにサーバー・ドメインを契約している人は多いと思います。
仕事で使用しているので経費にできます。
書籍代(勘定科目: 新聞図書費)
これはそのままですね。技術書など買うと思うので経費にしましょう。
書籍以外でも学習のための費用であれば経費にできます。
例えば、Udemyの講座を購入した場合は、「研修費」で仕訳します。
参考フリーランスエンジニアならUdemyは経費にできる!仕訳方法と領収書の取得方法
飲食代(勘定科目: 会議費・接待交際費)
個人的な食事はダメ!!仕事に関係ある時のみ!!
1人あたり5,000円以内であれば会議費として経費にできます。
例えば3人でお店に入った場合、お会計が15,000円以内であれば会議費でOK!!
接待交際費はあまり高額だと税務署に指摘されるので気をつけましょう。
私はランチMTGとかのときに会議費として経費に入れています。
交通費(勘定科目: 旅費交通費)
これもそのままですね。
契約企業のオフィスへの交通費や仕事が遅くなったときのタクシー代、面談(案件探し)時の交通費など。
コワーキングスペース・カフェ代(勘定科目: 地代家賃・雑費)
コワーキングスペースとかカフェで仕事したときの料金。
コワーキングスペースを月額利用している場合は地代家賃、一時利用(ドロップイン)の場合は雑費になります。
カフェで仕事したときの飲み物代は雑費になります。
広告宣伝費(勘定科目: 広告宣伝費)
名刺作成とか。あとはなんだろう?何か宣伝するときの費用。笑
(私は広告宣伝費は使ったことないけどね...)
その他細々したもの(勘定科目: 消耗品費・雑費)
文房具、印刷代、スキャン代など。
私はプリンターを持って無いので、契約関係・税務署関係の書類をコンビニで印刷・スキャンするのでその費用を経費に入れています。あとは領収書を保管するファインダーとか、朱肉、ボールペン、クリアファイル等の文房具類など。