フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアの実態を解説「年収・案件・仕事内容・社会保障など」

はじめまして、フリーランスエンジニアをしているヨノと申します。

自己紹介

独学でプログラミングを学び、ソシャゲ・SaaS開発などを経て、2018年からフリーランスエンジニアとして活動しています。

主にバックエンド中心の案件を獲っていますが、たまにはフロントエンドも。
主な使用言語・FWは、Ruby/Rails/Go言語/JavaScript/TypeScript/React/Vue.js

最近は、正社員以外の働き方が定着してきて、IT業界でもフリーランスエンジニアが増えてきました。

フリーランスエンジニアになれば、高収入、月100万円稼げるなんて話を聞いて、
「フリーランスになっちゃおうかな?」なんて考えている人も多いと思います。

その一方で、「フリーランスだと将来が不安...」、「スキルアップできなそう...」といった不安を感じる人も多いでしょう。

そこで、今回は現役フリーランスエンジニアの私がQ&A方式でフリーランスエンジニアの現実を解説したいと思います。

フリーランスエンジニアの実態 収入面

Q. ぶっちゃけどれくらい稼げる?

回答

実務経験5年以上あれば、税別70〜80万円(税込77〜88万円)は絶対いけます。

稼ぎはスキルやクライアントのキャッシュ次第ですが、税別70〜80万円(税込77〜88万円)は十分可能です。

参考

スキルが高ければ税別100万円も狙えます。
しかし、高単価を狙うなら、お金のある企業を相手にしないと厳しいです。

社員数人のスタートアップとかだと、どんなにスキルが高くても高単価は難しいでしょう。
単価を重視するなら、大企業やそのグループ会社、大規模資金調達しているスタートアップが狙い目。

参考フリーランスエンジニアがスタートアップの案件を獲るメリット・デメリット

また、平凡なエンジニアでも次のように、複数の案件を掛け持ちすることで月100万円以上稼ぐことも可能です。

  • 週4案件
  • 週2案件(フルリモートで平日夜・土日にやる)

 

Q. 手取りは?

回答

「実際の手取り」でいうと同額の年収の会社員と大きく変わらない。
ただし、後述する老後問題があるので、手取りは変わらなくても貯蓄は多めにしておくべき!!

「実際の手取り」とは、帳簿上の額ではなく、実際に生活に使える額という意味。

例えば、家で仕事している場合は家賃の一部を経費に入れるので、帳簿上は経費として売上から引かれます。しかし、家賃は会社員でも発生する出費ですよね?

こんな感じなので、帳簿上の手取りよりも実際の手取り(生活に使えるお金)は多くなります。
書籍代やネット代、電気代などにも同じことが言えますね。

フリーランスエンジニアやっているから余分にかかる費用って会計ソフト(MF/freee)くらいかな。

手取りに関しては、レバテッククリエイターの「税金・保険でいくら引かれるの?フリーランス(個人事業主)の手取り年収シミュレーション」が参考になります。

 

Q. 税金・健康保険料高いでしょ?

回答

税金・健康保険料はたしかに高い。

本当に高いと感じ始めるのはフリーランス3年目から。
健康保険の任意継続が終了(2年間)し、売上次第では消費税も納める必要が出てくるので。

 

フリーランスエンジニアの実態 経験年数

Q. 未経験でもフリーランスエンジニアになれる?

回答

なれると思う。けど、オススメしない。

たぶん未経験だと40万円〜50万円くらいの単価になるのかな?

それだとフリーランスになるメリットないので、正社員として修行した方が良いです。

フリーランスエンジニアは自分のスキルを売っているので、スキルは在庫のようなものです。「持っているスキルが少ない」って状況は、小売店でいう「扱っている商品が少ない」ってことと同じ。

品揃えが悪いお店には誰も行かないですよね?

正社員として修行して、スキルという在庫を沢山仕入れてからフリーランスになりましょう。

ここらへんについては、「フリーランスエンジニアに必要な経験年数は何年? 実務経験1年はやめとけ」をご覧ください。

 

フリーランスエンジニアの実態 社会保障(年金・健康保険)・税金面

Q. 老後資金が不安

回答

国民年金のみになりますが、iDeCo、国民年金基金、小規模企業共済、付加年金など制度が充実しているので、計画的に備えていれば大丈夫。

フリーランスは年金が月10万円少ないことを理解し老後に備えておきたい話」に書いた通り、フリーランスになると国民年金のみになり平均的な会社員より月10万円少なくなります。

なので、iDeCo、国民年金基金、小規模企業共済、付加年金などの制度を使って補う必要があります。

iDeCo 上限額 月6.8万円 3つ合わせて上限額月6.8万円
どれか1つのみ利用しても良いし、組み合わせもOK
国民年金基金 上限額 月6.8万円
付加年金 月400円
小規模企業共済 上限額 月7万円

全部活用できれば良いですが、そうすると現役時代に必要な貯蓄(養育費・住居費)ができないので、iDeCoか国民年金基金から始めて、余裕が出てきたら小規模企業共済も始めると良いです。

それに加えて、小規模企業共済も上限額まで積み立てる余裕が出てきたら、法人化した方が良さそう。

 

Q. 国民健康保険しか加入できないの?

回答

はい、国民健康保険しか加入できません。
Webデザイナーなら文芸美術国民健康保険組合に加入できます。

フリーランスエンジニアが加入できる健康保険は国民健康保険のみです。

エンジニアでもWebデザイナーを名乗って文芸美術国民健康保険組合に加入するという裏ワザ記事がありますが、現在は難しいようです。
デザイン業で収入を得ている証明として、売上の内訳を提出する必要があるなど加入審査が厳しくなっているとのこと。

↓参考になる記事を貼っておきます。
ブロガーの例ですが、フリーランスエンジニアでも同じです。

デザイン業でも収入がある人なら、文芸美術国民健康保険組合に加入した方がお得です。

 

Q. 納める税金の種類は?

回答

  • 所得税
  • 住民税
  • 売上1,000万円超えたら消費税

個人事業主(フリーランス)には事業主税がありますが、クライアントと業務委託契約を結んでいる場合は事業主税は払わなくて良いです。

しかし、「請負」を中心に稼いでいる場合は、事業主税を払うことになります。

 

フリーランスエンジニアの実態 案件・仕事面

Q. どうやって案件を探すの?

回答

  • エージェントを使う
  • 求人サイト(Wantedlyなど)をみて自分で連絡を取る
  • 知人やSNS経由

私は次の2通りで探しています。

  • 求人サイトをみて「業務委託募集していませんか?」って感じで自分で探す
  • エージェントを使う

私が実際にやっている案件探しの方法は「コネのないフリーランスエンジニアの案件の探し方」をご覧ください。

エージェントを使う場合のおすすめは↓↓こちら↓↓

おすすめエージェント

参考利用して感じた「レバテックフリーランス」のメリット・デメリット

上の2つは本当におすすめですが、同じエージェントでも担当者によって良し悪しが変わってくるので、複数社登録した方が安心です。

複数登録する場合は、上記の「レバテックフリーランス」、「midworks」に加えて

あたりがおすすめ。

 

Q. 案件はすぐ見つかる?

回答

長めにみて、2, 3週間あれば見つかります

まだまだエンジニア不足なので、すぐに見つかります。

もちろん10, 20年後にどうなっているかわかりませんが、エンジニアの仕事はなくならないので、仕事には困らないだろうと考えてます。

でも、単価が下がることは想定できるので、スキルアップすることを忘れずに日々学習することを意識しています。

 

Q. 未経験言語の案件もとれる?

回答

数は限られるが可能

その言語の学習をしていて、ポートフォリオがあれば案件獲得も可能。

正社員の求人と違って、「この言語の経験ないですが挑戦したいです!」って感じだと門前払いされる可能性が高いです。
その言語を使える証拠としてポートフォリオを用意しましょう。

また、言語に関係なく、アプリケーション開発に必要な知識・経験があると獲得確率を上げることができます。

例えば↓↓↓

  • RDBMS
  • NoSQL
  • AWS, GCP
  • テックリードの経験
  • 高負荷のサービス運用経験
  • アーキテクチャやオブジェクト指向の知識

 

Q. 契約切られたりしない?

回答

ちゃんとコミュニケーションを取って、真面目に働いていたら滅多に切られません。

真面目に働いていたら簡単には切られません。

とは言え、可能性がゼロではないです。

契約先の業績がかなり悪化している場合などは切られることもあるでしょう。心配な人は、体力のある企業を中心に案件を探すことをおすすめします。

ちなみに、スタートアップ(社員2名)と契約していたときに資金調達できなくて切られたことがあります。それ以降、大規模の資金調達をしていないスタートアップとは契約しないことにしてます。

 

Q. こき使われる?

回答

こき使われません。雑用扱いもされません。
もし、そういう企業に遭遇したら案件変えましょう。

私の経験上、業務委託をこき使ったり、雑用扱いする会社には遭遇したことありません。

まともな会社はそんなことしないでしょう。「会社の評判が下がる」、「優秀な業務委託と契約できなくなる」など、会社側に良いことないし。

 

Q. 仕事内容は?

回答

機能開発したり、バグ直したりします。
社員のエンジニアと変わりません。

機能開発・バグ修正がメインタスクです。

会社によって多少変わりますが、次の2パターン

  • ひたすら実装
  • 実装以外にも、「コードレビュー」、「DB設計」、「使用する技術選定」など色々任せてくれる

スキルの幅が広がるので、実装以外も任せてくれる会社と契約した方が良いと思います。
商談のときに業務委託の仕事内容や会社の雰囲気を聞けば、「色々任せてもらえそうか」判断可能です。

 

Q. 休める?

回答

休めます。ざっくり月2~3日休んでも売上は変わりません。

でも、会社員の有給休暇は正直羨ましい...

週5だと月140〜180時間で契約するのが一般的です。

月の営業日が20日で毎日きっかり8時間働くとしたら、17.5日働けば契約時間を満たせるので2.5日休める計算になります。

8(時間)× 17.5(日)= 140(時間)

実際は毎日きっかり8時間というわけにはいかないので、もう少し休めると思います。
(8.5、9時間働く日も何日かありますし)

休むときは現場に迷惑かけないようにしましょう。
「契約内容満たしているので関係ないでしょ!」ってスタンスだと印象悪いし、契約切られるかも。

 

Q. フリーランスになるとスキルアップできない?

回答

社員よりもスキルアップしにくいです。
自分で意識して、新しい技術を身に着けたり、スキルアップできる案件を探す必要があります。

面白い仕事は社員がやる場合が多いので 、一般的に社員よりもスキルアップしにくいです。

なので、自己学習して新しい技術を身に着けたり、仕事内容でも書いた「実装以外のことも任せてくれる企業」と契約して色々経験できる環境に身を置くことを意識しましょう!

 

フリーランスエンジニアの実態 書類・手続き面

Q. フリーランスエンジニアになるにはどうしたら良いの?

回答

税務署に書類出して、案件を取る

細かい手続きは色々ありますが、「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出して、案件を探すだけです。

フリーランスエンジニアになるには?必要な手続き8項目」で必要な手続きとやっておくべき手続きを書いているので参考にしてください。

 

Q. 確定申告は税理士にお願いした方が良い?

回答

自分でやっても良いし、面倒なら税理士にお願いしましょう

私は自分でやっています。

freee」や「マネーフォワード クラウド確定申告」を使えば簡単にできますよ。

自分でやってみて、大変だったら税理士を探してみたらどうでしょうか?

税理士にお願いするとしても、「freee」や「マネーフォワード クラウド確定申告」といった会計ソフトは必要なので、登録しておいて損はないです。

-フリーランスエンジニア

© 2021 フリエン生活 Powered by AFFINGER5