フリーランスエンジニアを考えている人に向けて、「フリーランスエンジニアに休みはあるのか?」、「どうやって休むのか?」を解説していきます。
安心してください!フリーランスエンジニアでもちゃんと休めますよ!!
フリーランスエンジニアの休日と精算幅
企業と業務委託契約を結んで働く場合、土日祝は社員と同じように休めます。
そして、土日祝以外にも休むことは可能なのですが、何日休めるかは清算幅によって変わってきます。
精算幅というのは、「月に○時間〜△時間稼働すれば報酬xx万円払う」という決め事で、フリーランスエンジニアは企業と業務委託契約を結ぶときに清算幅を決めます。
精算幅
週5稼働の場合、次のような精算幅が一般的。
- 月140〜180時間稼働
- 時間に満たなかった場合、「報酬額 ー (不足時間 × 時間単価)」
- 時間を超過した場合、「報酬額 + (超過時間 × 時間単価)」
週3,4稼働の場合は、0.6, 0.8倍した時間になる。
この精算幅を下回らなければ報酬を満額もらえるため、週5の場合だと140時間以上働けば何日休んでも大丈夫ってことになります。
なので、月の営業日数によって異なりますが、だいたい、土日祝+2〜3日は休めます。
例えば、今年(2020年)の8月で考えると↓な感じ。
2020年8月の営業日は20日
- 毎日8時間働く場合 → 土日祝+2.5日休める
- 毎日9時間働く場合 → 土日祝+4.5日休める
このようにフリーランスエンジニアでも十分に休むことができます!!
(まあ、有給休暇に比べると少ないけど...)
メモ
収入は減りますが、精算幅を下回っても良ければいくらでも休めます。
休むときの注意点
注意ポイント
- 精算幅ギリギリしか働かないって姿勢はダメ
- タスクの状況をみて休むか判断する
そもそも精算幅とは、月によって営業日数が異なるとか、忙しい(忙しくない)月もあったりするので、ある程度幅をもたせているものです。基本的には、フルで稼働してもらう前提です。
私用や体調不良で休むのは良いですが、やるべき仕事があっても精算幅ギリギリしか働かないって姿勢で仕事していると、印象良くないでしょう。というか扱いにくい...。
無理に稼働時間を増やす必要はないですし、精算幅を超過する必要もないですが、やるべき仕事があるのであれば、精算幅の範囲内で責任を持って仕事をするべきですし、その方が契約先の企業からの信頼も得られるでしょう。
フリーランスエンジニアの休日事情まとめ
- 土日祝は休める
- 精算幅を下回らなければ平日も休める(約2~3日)
- どんなにやるべきことがあっても、精算幅ギリギリしか働かないというのは良くない