フリーランスエンジニアは「即戦力」という視点で評価されるので、未経験言語の案件を取るのは難しいですが、スキルアップしたい・案件の幅を広げたいと考える人は多いのではないでしょうか!?
私は今までRailsとJS(React/Vue)の案件ばかりを受けており、同じような案件ばかりで飽きるし、このままで生き残っていけるか不安でしたが、経験したことの無い静的型付け言語に挑戦しようと思い、Go言語を独学して無事案件獲得することができました!!
同じようにスキルアップしたいフリーランスエンジニアのために、未経験言語の案件を獲得する方法をお伝えしたいと思います。
目次
未経験言語にも2パターンある
未経験言語といっても次の2パターンがあり、案件獲得の難易度も変わってきます。
- 今まで経験していた言語に近い未経験言語
- 今まで経験していた言語と大きく異なる未経験言語
1. 今までの言語の知識が活きる未経験言語案件の獲得方法
例えば、「Java経験者がScalaやGo言語の案件を取る」、「React経験者がVue.jsの案件を取る」といったような場合です。(ReactやVueは言語ではないですが)
こういったパターンは比較的案件を取りやすいです。基本的な言語の学習をしておけば案件を取ることができるでしょう。
挑戦したい言語で簡単なポートフォリオを作っておくと、さらに印象が良くなり確率が上がると思います。
実際、レバテックフリーランスでGo言語の案件について相談したときに「Java経験があればOK」って案件は多いと言われました。

(出典: ITフリーランスの求人・案件一覧【レバテックフリーランス】より)
2. 今までの言語とは大きく異なる未経験言語案件の獲得方法
ずっとPHPなどのスクリプト言語をやっていた人がC++やJava, Go言語などの静的型付け言語に挑戦するといったパターンです。
私もRuby、JSをやってきた状態からGo言語へ挑戦だったのでこのパターンになります。
こういった状況で案件を取るためには「キャッチアップ・学習力」、「現在の理解度」、「意欲」を示す必要があります。
クライアント(企業)側は自分から学んで結果を出せる人に来て欲しいと思っています。
(新入社員の用に手取り足取り面倒を見るわけにはいきませんから..)
なので、経験が浅くても「現場で上手く動いてくれるかな?」、「活躍できるかな?」、「ちゃんと言語仕様を理解できるかな?」といった視点で判断されます。
この判断をするときに、先程あげた3つの要素が重要になってくるんです。
- 自分で学ぶことができるか、自分で調べてなんとかできるかといった「キャッチアップ・学習力」
- 現在どこまで、その言語の知識があるのかといった「現在の理解度」
- 新しいことを学ぶ「意欲」
つまり、これら3つを上手く伝えられるかポイントになります!!
どうやって伝えるのか?
「アウトプットして、そのアウトプットをするためにどんな学習をしたのかを説明する!」
これに尽きます!実務経験が無いのに口だけで説明しても企業側は判断できないですし、自分が話せる内容も限られてくるでしょう。
しかし、アウトプットがあればあなたが話す内容も増え、説得力も出てきます。そして、先程の重要ポイントの3つを示すことができます。
- 中身を見れば、「現在の理解度」を示せる
- 「現在の理解度」がわかることで、そこまで自分で学習できたという「キャッチアップ・学習力」が示せる
- わざわざ用意していることで、「意欲」も示せる
注意ポイント
クライアント側も忙しいので、アウトプットの内容をしっかり見れていない場合もあります。なので、商談のときに口頭で説明することを忘れないように!!
私の場合は、5つくらい小さなツールを開発してGithubに公開しました。それを経歴書に記載し、面談時の自己紹介(経歴紹介)のときにも話題に出しました。
【補足】さらに案件獲得の確率を上げるために
未経験言語に関わらず言えることですが、エンジニアとしての共通知識を身に着けておくことで確率アップできます。
Webエンジニアとして必要になる共通知識のことです。
- オブジェクト指向の知識
- アーキテクチャの知識
- インフラ知識(AWS, GCPなど)
- DBの知識(インデックスチューニング、explainで調査できる)
- アトミックデザインの知識
- フロントエンドのコンポーネント指向の知識
まとめ
フリーランスエンジニアが未経験言語の案件を獲得する方法は、次の2通り!!
- 経験してきた言語の知識が活かせる他言語を狙う
- アウトプットを用意して、クライアント(企業)側に「キャッチアップ・学習力」、「現在の理解度」、「意欲」を示す
フリーランスエンジニアでもスキルアップできるぞ!!!!
↓↓↓↓↓ 役に立ったと思ったらシェアお願い致しますthumb_up_alt ↓↓↓↓↓