はじめまして、フリーランスエンジニアのヨノと申します。
自己紹介
大学生のときに独学でプログラミングを学び、2013年に新卒でソシャゲ開発をしているベンチャーに入社。
その後転職をし、2018年からフリーランスとして独立。
主な使用言語は、Ruby/JavaScript/Golang
Twitterやブログ記事などで、↓↓↓な言葉を良く見かけます。

実務経験1年あれば、フリーランスエンジニアになれる。
1年間、会社員エンジニアとして働いて、フリーランスになればすぐに稼げる。
むむむ.....本当でしょうか?
こういった発言に対して、思うことがあるので、「フリーランスエンジニアに必要な実務経験年数」について、私の考えを記事にしました。
フリーランスに興味がある方、フリーランスになりたいと思っている方の参考になれば幸いです。
対象読者
- フリーランスになりたいと思っている、プログラミング初学者
- フリーランスに興味がある現役エンジニア
先に私の考え(結論)を書いておくと、
結論
未経験や実務経験1年程度でフリーランスエンジニアになるのは、おすすめしない!!
少なくとも3〜5年は正社員として経験を積んで、一人称で開発できるようになってから、フリーランスになる方が良い。
目次
本当に実務経験1年でフリーランスエンジニアになれるか?
なれます!!(おすすめしないけど)
ただ、経験年数3年以上の人を対象とした案件が多いので、結構厳しい...。
案件が限られるので、希望通りの案件に出会えない可能性が高いと思っておいた方が良いです。
また、単価は低くく、月40〜50万円くらい。
案件も限られ単価も低いので、「実務経験1年でフリーランスにならなくても良いのでは?」と思ってしまいます。
次は、ここらへんの理由をもう少し詳しく書いていきます。
未経験・実務経験1年でフリーランスになるのをオススメしない理由
理由は2つ。
- 単価が低い
- 経験・スキル不足
1. 単価が低い
実務経験1年くらいだと月40〜50万円です。
40〜50万円あれば十分って思うかもしれませんが、ここから健康保険、税金で引かれます。それに、フリーランスは国民年金のみなので、会社員よりも早い段階から老後への備えをしておく必要があります。
参考フリーランスは年金が月10万円少ないことを理解し老後に備えておきたい話
ここらへんを考慮すると、フリーランスで月50万円だと額面35〜40万円の会社員と同じくらいでしょう。(感覚値)
健康保険なんかは任意継続しても会社員時代の2倍ですし、国民健康保険料になったらもっと高いですからね。
それでも今の給与より断然良いって方はフリーランスも選択肢としてありだと思います。
が、転職して給与アップを狙うのをおすすめします。
2. 経験・スキル不足
2つ目の理由は、実務経験1年では経験・スキル不足だからです。
実務経験1年で得られる経験ってそんなに多く無いですよね?(1年経験しただけでも十分と言える優秀な人もいるかもしれませんが)
フリーランスエンジニアになると、一人称で開発できることを期待されます。
何もかも一人で開発出来ないといけないという訳ではないですが、手取り足取り教えてもらわないと出来ないといった状態だと話になりません。
「一人称で開発できる」→ 1人で開発に着手し、一通りの機能が動作するところまで完成させることが可能。
「このタスクお願い」と言われたら、主体的に行動して完了まで持っていける。困ったことがあれば、自分でアラートを上げて周りを巻き込みながらなんとかできる。
また、フリーランスエンジニアにとってスキルは在庫です。スキルを切り売りするので、スキルが多い方が長生きできます。
在庫の少ない状態でフリーランスになるより、正社員として数年働いて在庫を増やした方が、フリーランスになってから楽です。
色んなことを経験させてもらい、育ててもらうには正社員の方が適してますよね!?
「まだまだ他のエンジニアに頼ってばかり」、「一人で能動的に仕事できていない」、「特定の分野・言語のスキルしかない(=在庫不足)」といった方は、もう少し正社員として経験を積んだ方が良いでしょう。
実務経験が何年あればフリーランスエンジニアとしてやっていけるのか?
人によりますが、少なくとも3〜5年は正社員として働いた方が良いと思います。
具体的なことを書くのは難しいですが、人任せにせず、自分がサービスを支えることが出来る(=チーム内の主力エンジニア)って思えたら十分フリーランスエンジニアとしてやっていけます。
この「人任せにせず、自分がサービスを支えることが出来る(=チーム内の主力エンジニア)」になるために、3〜5年くらいかなーというのが私の感覚。
あわせて読みたいフリーランスエンジニアになる前に身に付けておくべきスキルと経験
何年も会社員やりたくない、すぐにフリーランスエンジニアになりたい場合
それでも、すぐにフリーランスエンジニアになりたい方もいるでしょう。
実務経験1年でフリーランスエンジニアになる場合、次のことを意識しましょう。
注意ポイント
単価を重視せず、経験が積めて、スキルアップできる案件を探す
経験が浅い場合、あまり単価は高くないので、重視するだけ無駄です。
最初の案件で単価を気にするのではなく、経験が浅くても参画できて、経験値アップ・スキルアップが期待できる案件を探しましょう。
そして、次の案件で大幅単価アップを狙った方が良いです。
フリーランスエンジニアにおすすめエージェント
おすすめエージェント
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を併用するのがおすすめ。
地方在住者は、リモートビズで地方に住みながら首都圏の高単価リモート案件を探すのがGOOD!!
実務経験1年ほどの方は、レバテックフリーランスは絶対に登録しましょう。圧倒的な案件数なので、経験が浅くても参画可能で、スキルアップできる案件が見つかる!!
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