案件・エージェント

フリーランスエンジニアの案件探しに転職ドラフトが使えるか試してみた

自己紹介

フリーランスエンジニアをしているヨノと申します。

独学でプログラミングを学び、ソシャゲ・SaaS開発などを経て、2018年からフリーランスエンジニアとして活動しています。

主にバックエンド中心の案件を獲っていますが、たまにはフロントエンドも。
主な使用言語・FWは、Ruby/Rails/Go言語/JavaScript/TypeScript/React/Vue.js

今回、フリーランスエンジニア(業務委託)の案件探しに転職ドラフトが使えるのか試してみたので、その結果をお伝えしたいと思います。

フリーランスエンジニア専門のエージェントに頼らずに案件を取りたいと思っている人の参考になれば幸いです。

転職ドラフトとは?

もう有名なサービスなので知っている人は多いと思いますが、軽く紹介しておくと。

転職ドラフトは、レジュメを登録すると企業から年収付きで指名(スカウト)が届く、エンジニア向けの転職サービスです。

特徴

  • スカウト時点(内定前)で年収がわかる
  • 現年収を企業に伝えなくていいので、実力で評価される
  • レジュメ(経歴書)の添削をしてくれる

スカウト時点(内定前)で年収がわかる

他の求人サイトとの大きな違いは、やはり年収付きでの指名(スカウト)が来ること。よくある500〜1000万円みたいな幅の広い求人とは違い、年収800万円というように年収を提示して指名(スカウト)して来るということです。そして、実際に内定となった場合には、提示年収の90%を下回ることを禁止しています。

通常の転職活動では転職後の年収は、前職の年収をもとに決定されます。そのため、実力はあるのに働いている企業の待遇や業績が悪かったりすると、転職しても実力以下の年収しかもらえないということが発生することも。転職ドラフトでは現年収を企業に伝えなくていいので、あなたの実力に見合った正当な評価を受けることができます。
※転職ドラフトでは提示年収の90%を下回る年収での内定を禁止しています。

これで完璧!転職ドラフトの使い方マニュアル! https://job-draft.jp/articles/386 より

企業から指名(スカウト)が来たときに表示される画面には次のような注意書きがされていました。

※ 内定者の50%が提示年収と同額、25%が提示年収より高額、残りの25%が提示年収より低い。(ただし、90%ルールの範囲内)

転職ドラフトの提示年収とは

現年収を企業に伝えなくていいので、実力で評価される

転職ドラフトには現年収を記入する欄がありません。そして、面接時に企業から現年収を聞くことを禁止しています。

なので、現年収を知られることなく、変なバイアスがかかることもなく、レジュメ内容や面接時のパフォーマンスのみで評価してもらえます。

レジュメ(経歴書)の添削をしてくれる

採用側に年収提示というルールを課している分、求職者側にも本気度が求められます。レジュメをしっかりと記入して審査に通らないと参加することができません。そして、この審査のときに「もっとこういう内容を書いたら相手に伝わりやすくなります」といった感じで添削してくれます。

この添削は審査時以外にも無料でお願いでき、レジュメを加筆修正した際に、出来栄えをチェックしてもらえます。

ヨノ

このレジュメの添削サービスだけでも利用する価値があると思います。

↓↓↓ 転職ドラフト公式サイトへ ↓↓↓

転職ドラフト

なぜフリーランスエンジニアの案件探しに転職ドラフトを試してみたのか?

「転職用サービスでしょ?なんでフリーランスが転職ドラフト試すの?」と思う人もいるでしょう。

実は、「転職ドラフト」というサービス名ですが、業務委託としての指名も可能なんです。

公式Twitterもこんなことつぶやいております。

とはいえ、実際に業務委託の指名が来るのかわからないので試してみました。

もし使えそうなら次回の案件探し時に利用しようかなーと思いまして。

業務委託設定可能

転職ドラフトで業務委託の指名が来るか試した結果

結果

  • 正社員指名 28件
  • 業務委託指名 2件

※ 年収提示額と業務委託提示額の組み合わせでバレそうなので黒塗りにしております。

転職ドラフト業務委託指名1
転職ドラフト業務委託指名2

ありがたいことにたくさんの指名を頂けたのですが、業務委託指名は2件のみとなりました。

業務委託指名が来ることはわかりましたが、転職ドラフトだけを頼りにして探すのは厳しい印象です。他の方法と並行して利用するのが良さそう。

ただ、もっと使いこなせば業務委託案件も見つけれそうな気はする

次のようなことをすれば「業務委託指名を増やせるかも?」と思ったことがあるので紹介します。

今回は現在の契約も残っており、お試し利用だったのでやりませんでした。

使えそうな技

  1. 業務委託設定の「その他」を活用
  2. 再提示リクエストや返答機能を活用
ヨノ

効果は保証できません。あくまで私が「こうすれば業務委託指名増やせるかも〜」と思っただけです。

1. 業務委託設定の「その他」を活用

業務委託設定で「業務委託を正社員より希望する」を選択するだけでなく、「その他」の欄に

  • 正社員よりも業務委託すること
  • 何月からの案件を探しているということ

といった内容を書くと良いかも〜と思いました。

例:1月から参画可能な業務委託案件を探しています。

2. 再提示リクエストや返答機能を活用

今回始めて転職ドラフトを使って知った機能ですが、受け取った指名に対して「再提示リクエスト」を送ることができます。また、指名に対して返答する際にもメッセージを送れます。

なので正社員指名してくれた企業に対して「業務委託じゃダメですか?」と交渉してみるのも手だなと思いました。

基本的に正社員が欲しいって企業が多いと思うので無理と言われることもあるでしょうが、試してみる価値はあるかなーと思います。

ヨノ

繰り返しになりますが、効果は保証できません。あくまで私が「こうすれば業務委託指名増やせるかも〜」と思っただけです。

【まとめ】転職ドラフトはフリーランスエンジニアの案件探しに使えるか

実際に転職ドラフトを利用してみた私の感想・印象は、こんな感じ。

案件探しに使える?

  • 基本的に正社員指名多め
    • 今回、業務委託指名は2件のみ
  • 業務委託案件を探すことは可能。ただ転職ドラフトのみで探すのは大変そう。別の方法と並行して転職ドラフトを活用するのがGood
  • より業務委託を希望していることをレジュメに書いたり、正社員指名が来た企業と交渉することで案件獲得へつなげることも可能な印象

数は少ないですが業務委託指名が来ることがわかったので、次回の案件探しに使ってみようと思います。そのときは、「より業務委託を希望していることをレジュメに書いたり、正社員指名が来た企業と交渉する」を実践してみます。

エージェントに頼らず案件を取りたいと思っている人は試してみる価値はあると思います。

ヨノ

レジュメを書くのは大変ですが、レジュメはどんなやり方をしても必要になるので、無料で添削してもらいながら営業活動できると考えれば悪くないなーと思います。

正社員メインのサービスですが業務委託指名が来ることはわかったので、エージェントなど他の方法と並行して活用するのはアリだと思います。

転職ドラフト

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